5月5日 一人だけ休みだったのを口実に、
近鉄特急ひのとりに乗車してきました。
2年前までは名阪特急の花形だったのが、
いまではローカル特急にも運用されるようになりました。
このデラックスシート、コスパがよくて結構好きなんですよね。
で先発を見送っていたら、突然変わった電車が入ってきました。
これがこのGWから運航開始したあをによしですか?
以前まで12200系として40年以上走り続けていた車両が、
改造されて再利用されていました。
本来はこんな感じの車両だったんです。
それがいつの間にか、すっかりイメージ変わってました。
これが大阪~奈良~京都を走るそうです。
ところでご存じでした?「あをによし」って和歌で奈良を表す枕詞なんですよ。
漢字で書くと「青丹よし」
昔奈良で青い土(青丹)が出たことから由来するそうです。
でこの青丹とはいわゆる孔雀石(岩緑青)の事らしいです。
染料に使われたみたいですね。
決して花札の「あおたん」ではないので💦
お間違えないように~、
座席配置が特徴的で、グループで乗れば、
解放されていても区切られているような空間を支配しているような、
そんな座席配置がなされていました。
でも気になることが・・・
行先表示板は昔のままの回転シートを使っていました。
ここはLEDとかを使ってほしかったんですが、
引退車両を利用しているという近鉄の現在の台所事情を表しているようで、
近鉄の台所事情を表してるのでしょうか?
来年運賃値上げしますからね、仕方ないかな??
https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/220415knr.pdf
それとこの列車、一人乗車できません。
一人で乗車する場合は一人分の運賃に加え、
大人一人+子供一人分のあをによし専用券(特急券)が必要になります。
最後に、
このルートの特急は実に30年ぶりの復活だという事らしいです。
以前は難波~西大寺~京都というルートで1時間かけて走っていたそうですが、
大阪~京都って、キタ地区(梅田)からならJRか阪急
ミナミ地区からなら京阪を使うのが通常。
どうでしょう、大阪~京都なら、
JR新快速…30分(無料・一部列車に有料席あり)
阪急特急…45分(無料)
京阪特急…40分(無料・一部車両に有料席あり)
近鉄特急…60分(全席有料)
どう考えても時間がかかり全席有料では勝ち目がないですよね。
そこに発想の逆転があったみたいで、それなら観光列車にしちゃえ~、
ちょうど計画されていたのはコロナ前、外国人観光客が多かったころの話。
それから環境が変わってしまいましたが、
ご祝儀的な感じもあるかもしれませんが、滑り出しは好調の様でなによりでした。