物好きさんのブログ

気に入った写真や思い付いたことを徒然とアップしていきます。

今朝の出来事から引き際を考える

物には引き際という物があり、

いつ引くかのタイミングってすごく重要だと思います。

 

いまの情勢ではウクライナとロシアの紛争(侵略戦争

いつ引くか(終戦する)、引くに引けない状況で、

膠着しているようにしか見えませんが、

 

今回はそんな大きな問題ではなく、

今朝私が体験した事例から物事の引き際について、

少し考えてみたいと思います。

よろしければ最後までお付き合いください。m(__)m

 

私は自宅から職場まで10キロ程度の距離を車で通っています。

途中片側二車線の国道を5キロほど走るのですが、

今朝私の前に30キロくらいのゆっくりとしたスピードで、

追い越し車線を「紅葉マーク(紅葉さんとしましょ)」を、

つけた車が走られていました。

 

その国道の制限速度は50キロ

この時点で20キロほど周りの流れに乗れておらず、

さらに追い越し車線をず~っと占拠されていたので、

後続の車はすべて左抜きせざるを得ない状況。

 

私も追い越そうとしましたが、

100メートル先の信号が変わったので、

とりあえずこの人について行くことにしました。

 

するとその紅葉さん30キロで走られていたにもかかわらず、

停止線を車1台分オーバーして停止💦

さらに赤信号にもかかわらず、

車は前へじわじわ進んで(進ませていた?)、

結局赤信号の間で交差点を渡り切っちゃってました。

 

その後はまた30キロのゆっくりとしたスピードで、

周りの流れを気にすることなく走られていました。

 

高齢者マークをつけている方がすべてこうだとは、

全く言う気はありません。

大多数の方は自分で自覚されてしっかり運転されています。

 

しかしこのような紅葉さんは、

もう免許返納をするべく時になっているのではないでしょうか?

 

この紅葉さん、道路交通法で3つの違反をしています。

①「車両通行帯違反」

②「他の車両に追いつかれたときの義務違反」

③「信号無視」

 

一つ一つは小さい事かもしれませんが、

ハインリッヒの法則のように、

ja.wikipedia.org

こういう小さい違反が積み重なって、

最終的には大きな事故につながる訳でして、

 

赤信号でしっかり止まれない

 →ブレーキをしっかり保持できない

 →急発進などの誤操作を引き起こす可能性

 

追い越し車線をゆっくり走り続ける

 →周りの状況を分析できない

 →歩行者の飛び出しなどにとっさに反応できない

 

という事例に発展する因子を持っていると言うことです。

 

確かに我が町は車がないと生活に苦しい環境ではあります。

しかし、無理して車を運転して事故してしまってからでは遅すぎます。

 

現在70歳以上の運転免許保有者は、免許証更新時に「高齢者講習」が義務づけられています。

www.zensiren.or.jp

この制度を使って、

自分はまだまだ大丈夫だと再認識した人は、

今まで以上に安全運転に心がけていただき、

 

自分が無理だな?と不安になったら家族や周りの人に相談して、

免許返納やサポートシステムのついた車への乗り換えなど、

気軽に変更できるような社会が成熟するといいなあと思いました。

 

そういう意味でも「引き際」って大切なんだなと考えさせられました。